15日目 幻聴体験

幻聴って聞こえないのに聞こえてしまう幻覚の一種ですが、

鼓膜は振動していないので脳が誤作動していると考えられますが、メカニズムはまだまだ謎も多いようです。

しかし、これに苦しむ患者さんも多く実生活で苦しんでおられるようです。

今日はその体験をしました。

話しているときに両サイドからネガティブな言葉や陰口をボソボソ囁かれるんですが、

まー怖い。フツーに恐怖です。

だって、実際の患者さんは予期せず聞こえてくることが多く、でも声の主は見えない。

仕事中の設定で、患者役をやったとき、誰と喋ってるかわからない恐怖。

どの声に対応していいのかわからなくなりました。

そもそも幻聴かどうかも初めはわからないそうですし、

幻聴イコール精神疾患とも言い切れないので、もし自分の身に起きたとしても、初めは疲れてるから気のせいだって思うかもしれません。

仮に幻聴でヤバいって気づいても、すぐには病院に行かなさそうですし、

病院に行って診断受けたとしても周りには相談できないと思います。わかってもらえないって決めつけてそうです。怖いですね。

上司役のときには幻聴でパニックになった相手に何をしていいかわからなくなりました。

仮に部下が幻聴だと打ち明けてくれても親身になって寄り添うこともできないだろうと、想像すればするほど怖くなりました。

最後に幻聴をささやく側になったときも、何を言っていいかわからず困りました。

8〜9割はネガティブな内容が聞こえるそうですが、声の大きさやスピード、言葉のチョイスや話しかけ方など、何も知らないことに愕然としました。

これから知っていけばいい、人によってさまざまなのでそこまで悩まなくてもいいと先生はおっしゃってくれましたが、

果たして一年でそこまで理解できるようになるのかという不安と恐怖に包まれて授業は終わりました。

症状は知識として知っていても、具体的な内容は人によって全然違うこともあるので、どれだけ想像できるかが大事になってきます。

本人以外は幻聴を体験することができない中で、どごまで理解を示せるか、寄り添えるか。

そして、会社や家族との橋渡しができるか。

周りの理解があってこそ、精神疾患の方は安心して過ごすことができます。

患者の方が我々を頼ってきてくれて、会社に説明して配慮してもらうためにどう伝えるか。

仕組みを作ってもらうのか、業務を軽減してもらうのか、

それとも患者さんにとって働きやすい職場を探すのか等々、考えることは山ほどあります。

1年後、プロとして働けるようになっていないといけない

やっぱり恐怖しかないなと思った授業でした。

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