10日目 環境をつくる

今日、ハローワークに行ったら開庁時間から2分過ぎていて問答無用で受け付けてもらえませんでした。

「間に合いましたよ」「月曜日まで待てません」とか食い下がりましたが、無理でした。

わかっていましたが、冷酷無慈悲な対応に言葉を失いました。

「これだからお役所の対応は」と文句の一つでも言いたかったですが、結局は自分が遅れたからに他なりません。

駐輪場の小銭がなくて、両替等に時間がかかったのが原因で間に合いませんでした。

これも、今時カードもQR決済もできない駐輪場のシステムに腹立ちましたが、結局は小銭持ってなかった自分が悪いんですよね。

不都合なことがあると周りのせいにしがちですが、だいたいは自分の身から出た錆です。

わかってるけど認めたくないので、悔しいので、誰かのせいにしたいし、周りのせいにして自分を正当化したいんですよね。

そんな周りの環境を整えるのが精神保健福祉士の役割です。

あくまで、精神障害者の周りの環境ですが。

彼らは悪くない。精神に異常があって社会に馴染めないのは、社会に問題があるからだと。

法律や制度を盾に彼らが社会に馴染めるように環境を整えていく。

働く場所を見つける、見つからなければ作る。

隔離するのではなく、溶け込むように道を作る。

でも、背中を押すでも、腕を引っ張るでもない。

ともに歩く。ときに伴走する。

してあげる ではなく、できるようにする。

手伝う ではなく、見守る。

言うは易し行うは難し

まずは、2歳の我が子に試してみよう。

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