限られた情報から全体像をつかむためのコミュニケーションの練習として、レジャーランドの地図を完成させるというグループワークを行いました。
5~6人のグループメンバーが、それぞれ情報カードを持っています。
それぞれ見せ合ったり書きだしたりすることなく、言葉と簡単なメモだけでレジャーランドの地図を完成させるというものです。
レジャーランドには6つの国があり、旗とアトラクション、それに料理があります。
情報カードには「青い旗がある国の隣で日本料理が食べられる」「〇〇の国は緑の旗で入口の近くにある」といった断片的な情報が、合計22枚あって、各メンバーは4~5枚ずつ持っています。
じっくり話し合っていると、次第に地図が描けていけるのですが、初めの情報の出し方や整理の仕方に工夫がいります。
結果的に30分ほどで完璧な地図が完成しましたが、制限時間が15分くらいだとなかなか完成しないかもしれません。
実際に相談業務をするときでもアセスメントといって情報収集をして分析をする段階で、その後の業務内容が大きく変わってきます。
情報共有をする際の言葉の選び方、伝え方はもちろん、受け取り方も技術がいりますし、
断片的な内容をいかに正確につなげていくか、勝手な判断をせず、あらゆる情報を分析する力が求められます。
ゲームから学ぶことも多いです