何かやらなければならないプロジェクトやグループ活動、個人活動やビジネス、仕事や勉強や運動などがあるときに、人はだいたい次の4パターンに分かれます。
①できる力があって、しっかりやる人
②できる力があっても、全力でやらない人
③できる力がなくても、全力でやる人
④できる力がなくて、諦めてやらない人
①は実力者です。持てる力を発揮してやり切れる人なので信頼できます。
このようなタイプばかりだと組織はうまくいくでしょうが、割合的にはそう多くありません。20%くらいでしょうか。
②は普通の人です。人間は楽したい生き物なので、ある程度で妥協しがちです。割合としては40%くらいで一番多いタイプです。
③は努力家です。成長を欲する人間本来の姿ではありますが、②とは逆に限界を超えなければならず、心身的にしんどいので一番少ない印象です。10%くらいでしょうか。
将来性を考えると実は一番組織に欲しいタイプですし、自分自身もこうあり続けたいものですが、なかなか難しいですよね。
④は落ちこぼれタイプ。最近は、根性論が否定され、向いてないことに力を注ぐのは無駄だからさっさと諦めて別の道を探す方がよいという風潮も相まってこのタイプが増えていますね。
個人的には20〜30%ほどいる印象です。何でも平均点で取り柄がないジェネラリストよりは、短所があってもそれを補う長所を伸ばすスペシャリストが今はもてはやされてますね。
スペシャリストは①です。しかし、初めからできる人間は天才だけです。それこそ1%以下でしょう。
多くの人のスタートは③か④なのです。つまり、初めは平等に「できない」です。そこからやるか諦めるかに分かれます。
やる人の中でもやり続ける人はもっと少なくなります。途中で諦めるを選択するからです。3日坊主ですね。
やり続けた人だけが「できる」人にたどり着けます。
できると自信持って言えるようになるまではやり続けたいですね。