本日の授業ではいくつか考えさせられた。
お金のこと、医療のこと、年金のこと、税金のこと、老後のこと
その中でも、①生活保護は必要か、②出産や児童手当は必要か の2点は今までの考えを変える新たな視点を与えられた
まずは①生活保護は必要か について
個人的には「不要」と思っていた。なぜなら、それ目当てで怠ける人が増えるから。
貧困になったのは自業自得だと、本人が働きもせず勉強もしないからだと決めつけていた。
しかし、そういう理由で生活保護を受け取っている人は実は少ないそうで、
多くの人は、怪我や病気または障がいのため働けなくなった、もしくは親の介護や失業などやむを得ない事情で働けない人であると。
たまに話題になる、生活保護をもらいながらパチンコ三昧 みたいなものはレアケースだと。
メディアに踊らされたってわけですね。
自分も病気を患った身として、いつ自分も働けなくなるかと思うとぞっとします。
介護もそうですよね。
近い将来する側にもされる側にもなり得る年齢ですので、働きたくても働けないことになる可能性はおおいにあるわけです。
そうなると生活保護という最後のセーフティネットは必要ですよね。
こんなことすら思い及ばす、イメージだけで生活保護なんかいらん!って言うてた自分が恥ずかしいです。
②の出産費用の補助や児童手当についても、これらは戦後間もない1950年に名称は違いますが、扶助することを国が決めました。
出生率が今の5倍もある時代です。
今みたいに少子高齢化でもっと子どもを産んでほしいならまだしも、
子どもが溢れて第一次ベビーブームになる時代に、出産費用や子育て費用の補助を決めた政府は太っ腹ですよね。
アメリカ占領下の当時の財政を考えると、産んだ者が自己責任で育てろよ!って私なら考えたでしょうね。
実際にそんな声も多く議論が重ねられたそうです。
しかし、そんな反対意見を封じる究極の権利が日本国憲法にはあったのです。
何かわかりますか?
続きは後日!