9月より1ヶ月の施設実習があります。
9時から18時まで12日間。
施設の方にはご迷惑をおかけすることになりますし、利用者の方にもいつもと違う環境にしてしまうかもしれません。
実習先の職員のお手を煩わしますし、指導のために余計な業務を増やすことも理解しています。
教員時代に、毎年大学4年生の教育実習を受け持っていましたので、受け持つ側の苦労は承知してます。
後進育成のためと割り切って、惜しむことなく技術や知識を伝え、できる限りの指導をしてきました。
指導していても、実習生のモチベーションによって実習の充実度は変わってきます。
職業人としてプロとしての本質を知ろうとする人、自分の意識レベルをさらにあげようとする人、
それに対して、資格さえ取れればいいやっていう人、無給でやってられっかって態度の人。
やはり指導教官には伝わります。
私も気をつけます。やりがい搾取やら実習奴隷になりたくないって顔に出ないように。
教育実習と大きく違うのは、研究授業のような集大成としての発表の場がないことでしょうか。
おそらくいきなり現場に入って実践の中で学んでいくことになります。いわゆるOJTですね。
だから、毎日が発表の場という感じで、日々成長していることを見せていかなければならないはずです。
考えて、課題を持って、動いて、迷って、聞いて、悩んで、考えて…
お金が絡むと淡白になってしまうこともあると思うので、お金が絡まないからこそ得られる経験を大切に、
業務を通じて、学校じゃ学べないリアルな体験を経て、悩み考え、学びを深めて成長してきます。