発達障害ではないけど、合理的配慮が必要な児童生徒の割合って、どれくらいだと思いますか?
現場の先生方の実態に基づく調査によると8.8%だそうです。
医者や専門家の見立てではやや多めの数字のようで、近年は診断がおりやすく、学校の理解度も高まっているからこその数字だと解説されてました。
35人クラスなら1クラスに3人くらいいることになり、現場は苦労しますねとも。
ただ、現場にいた私個人の実感としては1〜2割くらいだろうと思ってました。クラス30人いるならば5〜6人はいる感覚です。
私立なので、そのような子が集まりやすいのもあるかもしれませんが、
何かしらの診断が出ている子も、診断名はついてないけど配慮が必要な子も、合わせると昨年度のクラスに10人はいました。
数字にそこまで深入りはしませんが、思っているより多くの子が困っていて、その対応に現場が追いついていないのが現状だと感じます。
保護者からの要望があったり、配慮の必要ない子が不公平感を感じて学級に不満を持つようになったりも含めると、
究極を言うと全員配慮しなければならないようなもんですからね。
昔からいるはずなのに、当時は目立たなかったという意見もありますが、
昔は無知で受診もせず、根性論や体罰などで強制的に押さえつけていたから、配慮なとする必要なかったからですよね。
いまだにいますもんね。怒鳴っておけば落ち着くと思ってる古い人。
時代は変わって、今では一律での指導は難しいと思います。
うーん、やっぱり学校の先生は大変ですね。