何か目標を決めたのに、なかなか動けないってことないですか?
目標を決めた途端に動き出してる人を見ると、行動力あってすごいなぁって感心することないですか?
何かを始めようとしたら、他のことに気を取られて結局やるべきことをやらずに終わることありませんか?
いざやり始めたら、思ったよりも大したことないなって思うことありませんか?
やり出して進めていくと乗ってきて、気づいたら時間が経ってしまってることありますよね?
ちょうど気分が乗ってる時に邪魔が入って、続けたいのにやむなく中断してガッカリしたことありますよね?
これら、全てを一気に解決する方法が見つかりました。
それがスモールステップです。
たとえば、レポートを書かなければならい業務があるとします。
文献を調べて、資料を用意して、字数や誤字脱字をチェックして、とやるべきことはたくさんあります。
いざレポートを書こうとパソコンを開くとデスクが汚いから掃除したい、家族や同僚が邪魔しないためにあらかじめ予想されるタスクは済ましておきたい、
時間がかかりそうなので先にシャワーを浴びたい、腹ごしらえしときたい、など取り掛かるまでのハードルが次から次へと出てきます。
本題のレポートを書き出す前にエネルギーを使い果たしてしまうんですよね。
それでもとりあえず取り掛かっても、案の定家族に呼ばれたり電話かかってきたりして集中できなくて諦めてしまう。
これをスモールステップで解決できます。
①最終ゴール(目標と期限)を決める
②一作業一ゴール(順序と時間)に分ける
③シングルタスクで一点突破
④クリアしたら褒める
③④を繰り返す
以上です。
ポイントは一作業ごとにゴールを設定します。例)パソコンを立ち上げる・5秒、タイマーをかける8秒、 400字入力する・8分
というふうに、秒単位に作業をわけます。紙に書く必要はないですし、実際に計る必要もありません。その時間と労力が無駄ですから。
でも、その作業を完遂するたびに、「おっしゃー、クリアした!」と自分を褒めて、次の作業へと奮い立たせます。
レポートにしても一気に全文書くことを目標にするのではなく、序章だけ、主張だけ、画像貼るだけ、と細かく振り分けます。
自分の中で序章担当、画像担当というふうに役割分担して演じてやるとスムーズに文字が打てます。言葉が勝手に出てきます。
不思議なことに役割を細分化・明確化すると、周りが汚いとか雑音が気になりません。
なんなら、最初の作業工程に組み込んで、あらかじめ家族に30分閉じこもるからと宣言して、スマホも機内モードにしておくといいでしょう。
冒頭の疑問も全て解決できてますよね。
行動力がある人も、いきなりレポートを完成させているわけではなく、見切り発車で動き出して、動きながら軌道修正している場合がほとんどです。
見切り発車も、論理的に説明するとスモールステップなんですよね。
さあ、これであなたも行動力ある人に見られます。
早速一つ目の作業から動いてみましょう。