各学校で、教育的配慮が進められています。
学習障害(限局性学習症)の方のために、文字を大きくしたり、ルビを振ったり、掲示物を工夫したりされています。
不安障害やパニック障害、発達障害または非定型の方も増えてきており、合理的配慮が求められています。
それ以外にも、授業中の水分補給やスマホやタブレットの使用を認めるところも増えており、
多様な個性や特性を受け入れないことは悪という風潮さえあります。
もちろん賛成ではあります。
しかし、教師側としては、授業やクラス経営がますます難しくなっているのも事実です。
配慮が必要な子に合わせた対応をすると、配慮が不要な子が不満を持つようになります。なんであの子だけと。ずるい、不公平だと。
結果、クラスが荒れ出します。
そこが教員の力量と言われると辛いです。
悪いのは個性や特性ではなく、環境である。
生きづらいのは社会的環境が変わらないからなのです。
だから、校則をもっと柔軟なものにして、ルールを守らせることに力を注ぐ指導を改めるべきだと言いたいです。
人との違いを認め合うこと
他人に迷惑をかけないこと
ルールはこの2点だけで良いんです。その判断力を養うような指導をすすめていければ。