一つ上の先輩の講演がありました。
すでに精神保健福祉士として病院で働かれていらっしゃいます。
去年の今頃は、私と同じように進路に悩み、勉学に追われていたそうです。
過去問をやりこむこと、先生を頼ること、意思を伝えること、などの金言を授かりましたが、
個人的に感じたのは、なんとかなるだろうという安堵感でした。
即戦力として、プロの知見を持って現場に出なければならないと気負っていましたが、
現場に出ればみんな1年目のペーペーでわからないことは当たり前、
聞いて聞いて聞きまくって、先輩が教えてくれることを吸収していけば良いと。
2年目3年目の先輩もそうして、任される人材になってるし、そこを目指して頑張れる、と。
学校で学んだことが現場で役に立たないってことを学校現場で見てきたので、資格さえ取ればいいやって思うこともありますが、
目の前の患者さんのために誠意を持って力を注げば、周りは認めてくれるというのは
この仕事の真理であり、自分の指針になるなと再認識できました。
ただ、給料面は苦しいというのは偽らざる本音にきこえたので、一生の仕事にはならないでしょうね。
世の中に求められる仕事であるならば、その大事な部分を変えていかなあかんなと、私が変えてやろうと心に決めました。