カウンセリング(面談)の実技練習をしました。
前半は、傾聴や受容、共感や質問方法、ノンバーバルコミュニケーションなどのレクチャーを受けたのですが、
改めて自分が良かれと思ってやってきたことが間違ってなかったことを確認できました。
教師時代に生徒との個人懇談や保護者も含めた三者懇談、不登校児とのカウンセリングなどをやっていましたが
自分の中で試行錯誤しながら、なんとなくですが、傾聴や共感ができていたのかなと安心しました。
とはいえ、実際に大人相手に、しかも精神疾患のある人相手に同じようにできるかはわかりません。
特に導入部分の問いかけがみんな苦戦していました。
身につけているものから生活の様子を伺ったり、
面談に来るまでの過程を尋ねながら心の内を探ったり、
食事や薬、睡眠は摂れてるか聞いて体調を確認したり、
そこから相手の言いたいことをどう聞き出すか、
さらには問題解決に向けて何をどう提案するのかを考えながらの面談はどことなくぎこちなさもありました。
いろんな背景を持ち、さまざまな症状を抱えた老若男女の患者さんに対し
常に適切な質問を考えながら、よりベターな提案をしていかなければならない相談業務は
場数を踏むことでしか経験は積めないし、
経験を積まないことには適切な質問はできないなと感じました。
だから、つねに多方面にアンテナを張りながら、知識を蓄え、相談業務をイメージして日々を過ごしていかなあかんのですね。