天才の別名だと思っておりましたが、ネガティブな意味もあるんですね。
辞書を見ると、たいていは突出した才能という意味でポジティブな面を見ているようです。
先天的に何かをギフトされた「ギフテッド」
授業では知的障害の逆バージョンとして出てきました。
知的障害はIQが70未満の知能が同年代と比べて著しく低い場合をいいますが、
130を超える場合をギフテッドといい、診断名はありませんが、周りの子に比べてなんでも簡単にできてしまうことで「生きづらさ」を抱えている可能性があると
歴史上の偉人もこのタイプがたくさんいたといわれているとのことでした。
横並び教育、平等主義、同調圧力といった、日本の特徴において、たしかに1%の確率で存在するギフテッドな方は生きづらいでしょうね。
1回の説明で理解できる、1回見ればできるようになる、できなくて悔しい気持ちがわからない、周りを待つ時間が退屈、クラスメイトが幼稚でつまらない、学校がおもしろくない、行きたくない。
ラスト2つは極端かもしれませんが、ありえない話でもないですよね。
できないこの気持ちがわからず見下す発言をし、周りと合わせるのに疲れて個人行動に走り、周りから疎まられて一人ぼっちになっていくことが想像できます。
学校に行かず家に引きこもって、好きなことにトコトンのめりこんで、その世界で才能を発揮できれば、ギフテッドな人として報われますが、そのような人は日本では少ないでしょう。多くのギフテッド偉人が海外の方です。
できれば、日本でもギフテッドの子の才能を伸ばせる場所、発揮できる環境が整えばと願います。
小学校では難しいのでしょうか。できない子に対する支援級があるように、できすぎる子に対する応援級があってもいいのにと思います。
よし、そんな場所を創ってみよう