できるだけのできることをできるまでやって、できる範囲を広げていくには地道な努力が必要です。
毎日コツコツ続けることが大事です。
でもどうしても続きませんよね。
モチベーションが保てませんよね。
最初は勢いよく始めても、いつの間にやら惰性や義務感で続けている。
そんな経験はあるはず。
どうすれば毎日コツコツ続けられるか。
それにはちょっとしたコツがあります。
3つほどご紹介します。
①一歩を小さく・スモールステップ
始めるときは壮大な計画を描きがちです。
野球選手になるためには素振り1000回、腕立て伏せとスクワット各500回!と気合を入れたところで、今まで10回もやったことがない人には到底無理ですよね。
だから野球選手の例でいくとはじめの一歩は「バットを握る、腕立て伏せとスクワットの正しい動画を見る」くらいでいいんです。
学習に置き換えると、「部屋の掃除・参考書を買うための情報集め」でいいんです。
勢いも大事ですが、3日くらいかけて実行に移すくらいのゆるさで始めるほうが続きます。
いきなり全力で走り出すより、シューズや服装を整えて準備運動をしてから走り出すほうが、結果的に長く遠くまで走ることができるのと同じです。
②二回続ける・リピート
多くの人は、昨日できたことは今日もできるので、今日は新しいことに挑戦したがります。
それは本能的に問題ありません。ただ、新しいことをやると知らない壁にぶつかる確率が上がります。
壁にぶつかることが増えると、本能的にそれを避けたがります。つまりモチベーションが下がります。
昨日できたことをあえて今日もする。昨日はまぐれかもしれないし、たまたま調子よかっただけかもしれません。
二回続けて成功すれば実力は本物です。次のステップに進みましょう。もちろんスモールステップで。
過去問を繰り返しやるときも、やるたびに年度を変えるよりは、同じ年度を2回やったほうが、解くときの思考まで思い出せるので身に付きやすいです。
③三歩進んで二歩下がる・コツコツ
ある程度進んだら復習は必須です。そのタイミングとして3つほど新しいことを学んだら復習する。
頭で考えながらやるうちは、身についてません。体が勝手に反応するくらいまで繰り返しましょう。
とりあえず、ハードルを下げて、できる範囲を増やすことが、コツコツやるコツなんです。