音楽療法の講座を受講しました。
No music, No life
というキャッチコピーがありましたが、まさに音楽は人生です。
話せない人が音楽療法を通じて話すことができた。
自閉症の子が音楽療法で自分を表現するようになった。
認知症の方が音楽療法の間は症状が出なくなる。
脳性麻痺の方が音楽療法を通じてコミュニケーションできた。
など、実際に接した患者さんの症例をもとに授業してくださりました。
柿崎次子先生です。
とにかく音楽と一口に言っても、歌う、聴く、手をたたく、リズムに乗る、口ずさむ、楽器を鳴らす、手遊びする、など
五感をフルに使うので、さまざまな症状に対するリハビリにも効果があります。
話せない失語症であっても耳は健常であることが多く、音楽は情報源として効果的です。
言葉のわからない子どもが曲を口ずさむことがあるのと同じで、メロディにら言葉を乗せるのは伝達手段としては手軽で優秀なのです。
楽器を鳴らすことは、運動感覚はもちろん、音を出す長さや強さで受け取る聴覚が変わります。
楽器もさまざまあります。ピアノや鉄琴といった音階のある打楽器や、音階がなくても強弱などの変化を楽しめる太鼓やトライアングル、
振るだけで音が出るマラカスやタンバリンや鈴、机や椅子を叩くだけでも音は出ます。
口笛でも歌うだけでも気軽に世界観を表現できるのが音楽の魅力です。
ラララ〜と適当に音程当てはめるだけで、コトバのバリアも、ココロのバリアも超えて行けるまさにバリアフリーです。
語り尽くせぬ音楽療法の効果、続きは後日